最近、YouTube動画のエンディングに在りし日のロンの姿を「おまけ」として載せると、視聴者の皆さんがとても喜んでくださいます。そんなわけで過去のデータを漁っていたところ、とても素敵な映像に出会ってしまいました(笑)。

今回作成したのは、以前使っていた見守りカメラの粗い映像だけで編集した動画です。映っているのは、コロナ禍で家でお留守番をする幼い息子と愛犬たちの姿。
ちょうど息子が小学3年生になる直前に、あのコロナ禍が訪れました。見えない何かがゆっくりと近づいてくる感覚は、大人の私でも恐怖を感じたものです。当時、私の仕事はどうしても在宅で進めることができず、妻も同様に出社を余儀なくされていました。
当初は学校側のインフラ整備も手探り状態で、リモート授業すら実施されない日々が続きました。年度の後半になってようやくオンラインでの授業が始まりましたが、それでも友達と直接顔を合わせる機会は極端に減ってしまったのです。
そんな中、自宅で息子のそばにロンスーがいてくれたことが、私たち家族にとってどれほどの救いだったか。
親である私は、当時も見守りカメラでちょこちょこ様子を見ていたはずなのですが……動画のように、あんなに仲良く過ごしていたことはすっかり忘れていました。改めて映像を見て、思わず涙がこぼれました。
普段は息子と少し距離を置いていると思っていたロンが、しっぽを振って息子を迎え入れていたり。息子が、足の悪くなったスーちゃんをとても大事に扱ってくれていたり。
今となっては私の身長を追い越す勢いまで大きく成長しましたが、本当に優しい人間に育ってくれました。
「どうしてもこの動画を世に出したい!」と思い、息子に説明してOKをもらいました。当時の幼い顔は現在と全くと言っていいほど変わっているので、顔出しは問題ないとのこと。ただ、「今の姿は見せたくない」というお年頃なりのリクエストがあったので、ラストのスローモーション部分だけ、現在のスーちゃんを抱いた胸元のみを追加撮影して繋げました。
かなり力を入れて編集したので、公開ボタンを押すまでドキドキ。……が、その緊張のせいか、どういうわけか普段なら絶対にやらないようなミスをしてしまいました。
なんと、コメント欄を閉じたまま公開してしまったのです。
「公開したのに全く反応がないな……」と首をかしげ、設定ミスに気づいて慌てて修正したのは翌日のこと。おかげで再生数も低調な滑り出しとなってしまいました(泣)。
まあ、こればかりは仕方ありません。それでも、後から視聴者さんたちからは本当に嬉しい言葉をたくさんいただきました。
ちなみに肝心の息子は、完成した動画を見て「長い!」と一言残し、途中で退場。きっと照れくさかったんでしょうね。妻は「こんなことがあったんだね」と、とても感動してくれました。
「幼い子がワンコと一緒に過ごすと、成長に良い影響がある」という話を読んだことがありますが、我が家の場合はまさに大正解だったと確信しています。
学校の成績のほうは正直なところイマイチなのですが(笑)、あの大変だった時期にロンスーと築いた温かい関係が、息子の人生の確かな礎になってくれれば。親としては、それで十分なのかもしれないと思っています。